• 検索結果がありません。

つくば市 | 平成26年度の案件一覧

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "つくば市 | 平成26年度の案件一覧"

Copied!
16
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

5 インフラ整備の基本方針 (1) 交通アクセス

① 普通車両によるアクセス

本総合運動公園の周辺道路の整備内容を表 16 に,アクセスルートのイメー ジを図 25 に示す。

最寄りの駅であるつくば駅から路線バスで約 20 分の距離にあるため,開園 後は,路線バスや自家用車等の車両によるアクセスが多数を占めるものと予想 される。

車両によるアクセス動線は,本総合運動公園東側と接する片側2車線道路で ある国道 408 号を基本とする。渋滞回避のため,車両のメインエントランスは, 国道 408 号ではなく県道長高野北条線に設ける。また,補助的なアクセス動線 として,主要地方道つくば千代田線を利用した南西側ルートを想定する。また, 本総合運動公園の西側には,都市計画道路(市道酒丸上沢線)の整備が予定さ れており,開通後は新規路線を介した動線も想定される。

表 16 周辺道路整備内容

整備ルート 渋滞対策

現況 車線数

現況幅員(m)

国道408号 右折・左折レーンの設置 4 車道21.3 歩道10.0

県道長高野北条線 拡幅 2 車道 6.0 歩道 5.0

周回市道(南・西側)・アプロー

チルート

拡幅,新設 2 車道 6.0 歩道なし

主要地方道つくば千代田線 右折レーンの設置 2 車道 6.0 歩道 5.0

都市計画道路(市道酒丸上沢線) 新設 - -

② 大型車両によるアクセス

バス等の大型車両のアクセス動線は,国道 408 号から県道長高野北条線を基 本とする。

また,路線バスの園内への乗り入れ,周辺停留所の新設・移設,シャトルバ スの運行に関しては,関係機関と調整を行う。

③ 徒歩・自転車によるアクセス

徒歩や自転車等によるアクセスゲートとして,一般車両の侵入を想定しない 歩行者及び自転車用の出入り口を複数設ける。

④ 整備の基本方針

・ メインのアクセス動線は国道 408号から県道長高野北条線からの進入とし, 補助的動線を主要地方道つくば千代田線からの進入とする。

(2)
(3)

(2) 上水道

① 上水道整備状況

図 26 のとおり,本総合運動公園北側の県道長高野北条線及び国道 408 号沿 いに,上水道管が整備されている。

図 26 上水道整備状況

出典:国土数値情報(国土交通省) 都市計画データ(つくば市)

DIP φ300

(4)

② 給水量の算定 (ア) 利用者数の算出

各施設において,イベントが同時に開催されたと仮定し,最大の利用者数 は表 17 のとおりとなる。

表 17 最大利用者数の推定

(イ) 日給水量の算出

給水使用量の原単位は表 18 のとおりとなり,上水道日給水量の最大は以 下のとおりである。

【1 日使用水量】

qd = 25,667 人×30L+1,060 人×100L+92 人×80L+50 人×180L = 892㎥/日

表 18 給水使用量原単位 施設名

観客 利用者

選手 監督

審判 補助員

職員 スタッフ

宿泊者 計

総合体育館 5 ,000 2 20 1 00 2 0 5 ,340

陸上競技場 1 5,00 0 8 0 8 0 3 0 1 5,19 0

屋内プール 1 ,000 1 50 1 8 1 0 1 ,178

フットボール場 1 ,000 1 00 1 0 3 1 ,113

テニスコート 2 00 8 0 8 3 2 91

多目的グラウンド 8 0 8 3 9 1

スポーツコート 6 0 6 3 6 9

スケートパーク 1 0 1 0

ランニングコース 5 0 5 0

宿泊施設 2 0 5 0 7 0

園地 3 ,467 3 ,467

合計 2 5,66 7 8 30 2 30 9 2 5 0 2 6,88 9

種別

1 人1 日平均利用水量 (L/d ・人)

1 日平均使用時間 (h)

観客・利用者 3 0 5

選手・監督・審判・補助員 1 00 5

職員・スタッフ 8 0 8

宿泊客 1 80 8

(5)

(ウ) 芝生グラウンドの散水量

芝生グラウンドの面積は表 19 のとおりとなり,散水量は以下のとおりと なる。

【日散水量】

散水量Q = 日散水量 q(L/㎡/日)× 芝生面積A(㎡) = 10L/㎡/日 × 31,174 ㎡

= 312㎥/日

1㎡当たりの日散水量 q=10L と設定

出典:屋外体育施設の建設指針 平成 24 年度改訂版

表 19 芝生グランド面積

施設 面積

陸上競技場 7,314㎡(106m×69m) 投てき場 9,100㎡(130m×70m) フットボール場 14,760㎡(164m×90m)

合計 31,174㎡

(エ) プール水の使用量の算出

「都市公園技術標準解説書(平成 25 年度版)」によると,プールの補給水 は,一般的にはプール保有水(プール容積)の5~10%程度となる。本施設 のプール保有水は表20 のとおりとなり,プール補給水は,150~300 ㎥/日 程度となる。

表 20 プール保有水量

プール施設 保有水量

50mプール 2,500㎥(50m×25m×深さ2.0m) 25mプール 500㎥(25m×10m×深さ2.0m)

合計 3,000㎥

③ 整備の基本方針

飲料水等は,公共水道を利用し,芝生グラウンドの散水やトイレ洗浄水は, 雨水等の中水を利用する。

(6)

(3) 下水道 ① 汚水排水

(ア) 汚水排水整備状況

図27 のとおり,本総合運動公園の東側の国道 408 号には研究学園西大通 り幹線が,西側には長高野幹線及び東前野幹線が整備されている。

図 27 汚水排水整備状況

出典:国土数値情報(国土交通省)

(7)

(イ) 汚水量の算出

給水量から算出する計画汚水量は以下のとおりとなる。

【計画汚水量の算出】

1 日最大汚水量:892㎥ (最大給水量の 100%)

1 日平均汚水量:624~714㎥ (最大汚水量の 0.7~0.8 倍)

計画時間最大汚水量:1,160~1,606㎥ (最大汚水量の 1.3~1.8 倍)

出典:開発行為の技術基準(茨城県)

プール排水は以下のとおりとなる。

【プール排水】

流水量 = 1 日平均利用者数 × 40~45L × 1.7 = 500(仮定)× 40~45 × 1.7

= 34~38㎥

出典:都市公園技術標準解説書(平成 25 年度版)

(ウ) 整備の基本方針

(8)

② 雨水排水

(ア) 雨水排水整備状況

図28 のとおり,本総合運動公園の東側の国道 408 号には,公共下水道雨 水幹線(□2,250×2,250mm)が敷設されている。また北側敷地内には ,φ1,100 ~1,350 mm の排水管が整備されている。

図 28 雨水排水整備状況

(9)

(イ) 雨水流出量の算出

つくば市における降 雨強度式は, 5年確率のI =769/(t

2 / 3

+2.77)とな っており,本総合運動公園の雨水流出量を算出すると,以下のとおりとなる。

【5 年確率の降雨強度式】

降雨強度I = 769 / (t2/3+2.77) =769 / (4.64+2.77) = 103.78 (mm/h)

流入到達時間t = 10 分※1 【雨水流出量】

雨水流出量Q = 1 / 360 × C(流出係数) × I × A(流域面積) = 1 / 360 × 0.3※2 × 103.78 × 45.6

= 3.94(㎥/s)

【算定に用いた値について】

※1:流入到達時間(t)は表 21 より 10 分とした。 表 21 流入到達時間

出典:埼玉県林地開発許可事務取扱要領

※ 茨城県においても,流入到達時間は 10 分を想定して算出することとしている。

※2:流出係数(C)は,表 22 のとおりに「工種別」「地域別」「用途 別」の3つの標準値が示されている。本計画では,「地域別の公 園・広場の最大値である 0.3 を採用した。

表 22 流出係数

出典:茨城県開発行為の技術基準(平成 10 年 10 月 1 日改正)

流域面積 流入到達時間

50ha未満 10分

50ha以上100ha未満 20分 100ha以上500ha未満 30分

工種別 地域別

不透水性舗装 0 .70 ~0.9 5 市中の建て込んだ地区 0 .70 ~0.9 0

アスファルト舗装 0 .85 ~0.9 0 建て込んだ住宅地区 0 .50 ~0.7 0

マカダム道路 0 .25 ~0.6 0 建て込んでいない住宅地区 0 .25 ~0.5 0

砂 利 道 0 .15 ~0.3 0 公園,広場 0 .10 ~0.3 0

空 地 0 .10 ~0.3 0 芝生,庭園,牧場 0 .05 ~0.2 5

公園,芝生,牧場 0 .05 ~0.2 5 森林地方 0 .01 ~0.2 0

用途別

敷地内に間地が非常に少ない商業地域や類似の住宅地域 0 .80

浸透面の野外作業場などの間地を若干持つ地域や庭が若干ある住宅地域 0 .65

住宅公団団地などの中層住宅団地や1 戸建て住宅の多い地域 0 .50

(10)

(4) 電気・ガス・通信 ① 整備状況

本総合運動公園周辺における電気・ガスの整備状況は,図29 のとおりであ る。

② 整備の基本方針

各施設には,消費電力の少ない LED 照明を積極的に導入する。また,太陽光 発電を設けるなど自然エネルギーの活用を図るとともに,非常用発電機により, 防災活動が継続可能となる非常用電源を確保する。

併せて,発電の際に発生する排熱を給湯や空調,蒸気などの形で有効に活用 でき,災害時にも活用が期待できるガスコージェネレーションシステムの導入 を検討する。

通信については,様々な情報を提供できるよう公衆無線 LAN を整備するとと もに,災害時に外部との連絡が可能となる通信環境の整備を検討する。

図 29 電気・ガス整備状況図

(11)

6 ゾーニングと施設配置計画 (1) ゾーニング

① 配置計画の目標

各施設の利用者の交流が図れることを基本とし,豊かな自然環境に包まれな がら,する・みる・支えるスポーツ活動を展開し,だれもが楽しめる「つくば らしいスポーツの森」を目標とする。

② ゾーン区分の設定と考え方 (ア) ゾーン区分の設定

ゾーン区分を以下のとおりとする。ゾーン区分は,スポーツを通じたつく ばならではの交流空間の設定に主眼を置き,交流中心型のゾーン区分をもと に設定する。

(イ) ゾーン区分の考え方 ⅰ エントランスゾーン

筑波山に向けた景観軸を中心に,園外からの導入部として ,修景効果を 持たせた園路や駐車場等により,園内中心部や競技場への導 入を図ってい くゾーン。

ⅱ レクリエーション・交流ゾーン

スポーツを通じて,世代,プロ・アマチュア,人種,健常 者・障害者を 超えた交流や,つくばならではの先端技術の紹介を図っていくゾーン。

各ゾーンと連続した施設整備を行うことにより,公園の基 本的な管理機 能も含めた,園内の総合的な管理運営,利活用の中心的な役割を果たす。

ⅲ 競技スポーツゾーン

総合体育館,陸上競技場を中心とした施設整備を図り,主 に各種大会等 の競技スポーツやイベント等の開催が可能なゾーン。

ⅳ 森の中のスポーツゾーン

現状の樹林環境をいかし,森林に囲まれた中で行う余技や 健康増進等を 目的としたレクリエーションスポーツを中心に行っていくゾーン。

○筑波山を望み来訪者を迎え入れるエントランスゾーン ○つくばらしさを醸し出すレクリエーション・交流ゾーン

(12)

エ ント ラン ス ゾー ン

エ ン トラ ン ス ゾ ーン

レ クリ エ ー シ ョン・交 流

ゾー ン 競 技

ス ポ ーツ ゾ ー ン

森の中 の ス ポ ーツ ゾ ーン

周 回園 路 景 観 軸 ( 筑波 山 方向)

・ 搬 入機 能

( エ ント ラ ン スゾ ー ン)

・搬 入 機 能 (エ ン ト ラ ンス ゾ ーン)

・搬 入機 能

( エン ト ラン スゾ ーン )

・ 拠 点機 能 ・ 資 材 集積 機 能

( レ クリ エ ーシ ョ ン ・交 流 ゾー

ン) ・滞在 機 能

( 競技ス ポ ー ツ ゾー ン)

・滞 在 機 能 ・ 離着 陸 機能 ( 森の 中 のス ポ ーツ ゾ ー ン)

周 回 園路 景 観 軸 ( 筑波 山 方向) ③ ゾーン配置計画

(ア) ゾーン配置の考え方 ⅰ エントランスゾーン

大規模イベント時のアクセスを踏まえ,国道408 号線及び県道長高野北 条線沿いに配置する。

ⅱ レクリエーション・交流ゾーン

スポーツ施設との連携を踏まえて,各ゾーンに接すること のできる園内 中央部に配置する。

ⅲ 競技スポーツゾーン

大規模な大会等が開催されることを考慮し,エントランス ゾーンに隣接 した位置に配置する。

また,騒音・光害に配慮し,南側の住宅地より離れた位置に配置する。 ⅳ 森の中のスポーツゾーン

夏季の南風が樹林内を通路することによる冷却効果を期待 し,南側に配 置する。

(イ) ゾーン配置のイメージ

通常時及び災害時のゾーン配置のイメージを図 30 のとおりとする。

図 30 ゾーン配置のイメージ

(13)

④ ゾーンに求められる機能及び導入施設

各ゾーンに求められる機能及び導入施設は,表 23 のとおりとする。 表 23 ゾーンに求められる機能及び導入施設

ゾーン名

求められる機能 (通常時)

求められる機能 (災害時)

導入施設

スポーツ施設 公園施設

エントランス

ゾーン

導入機能

駐車機能

修景機能

搬入機能

緩衝機能

ランニングコース

防風林

駐車場

多自然型調整池

あずまや

レクリエーシ

ョン・交流ゾ

ーン

アリーナ機能

事務・管理機能

飲食機能

情報発信機能

障害者支援機能

遊戯・体験機能

拠点機能

備蓄機能

通信機能

発信機能

資材集積機能

滞在機能

総合体育館

各種広場

子供遊び場

周回園路

屋外ステージ

教養施設

あずまや

競技スポーツ

ゾーン

観覧機能

誘致機能

宿泊機能

発電機能

備蓄機能

滞在機能

総合体育館

陸上競技場

フットボール場

屋内プール

テニスコート

ランニングコース

ランニングステーション

あずまや

周回園路

宿泊施設

森の中のスポ

ーツゾーン

健康増進機能

緩衝機能

緑地保全機能

環境学習機能

滞在機能

延焼防止機能

離着陸機能

貯留機能

スポーツコート

多目的グラウンド

ランニングコース

サイクリングステーション

スケートパーク

キャンプ場

散策路

あずまや

(14)

(2) 施設配置計画

① 施設配置の考え方

・ 筑波山に向けた景観軸を考慮し,北東方向には大きな施設を配置しないよう にする。

・ 北側道路(県道長高野北条線)からのアクセスを主動線とする。

・ 駐車場は,3箇所設置し,第1駐車場は,北側道路(県道長高野北条線)か らアクセスし,第2・第3駐車場は,西側道路からアクセスする。

・ 第1駐車場の出入口は,イベント開催時の駐車待ち等による国道への溢れだ しを防止するため,西寄りに配置する。

・ 敷地の周囲は,既存樹林を極力残置することとし,南側の既存樹林は,住宅 地に配慮し幅広く残置する。

・ 中心部に中央広場及び総合体育館を設置することで,交流の中心空間を創出 し,各施設との連携を図る。

・ 陸上競技場及びフットボール場は,長軸を南北方向に合わせて配置する。 ・ 屋内プールは,スポーツ医・科学センターの機能を有する総合体育館に近接

(15)

② 施設配置計画

(16)

(3) 園内動線計画

園内の動線については図 32 のとおり,公園入口から中央広場への導入動線と, 園内の主動線を赤で示す。

参照

関連したドキュメント

<警告> •

平均車齢(軽自動車を除く)とは、令和3年3月末現在において、わが国でナン バープレートを付けている自動車が初度登録 (注1)

自動車や鉄道などの運輸機関は、大都市東京の

一方で、自動車や航空機などの移動体(モービルテキスタイル)の伸びは今後も拡大すると

(2) 交差軸(2軸が交わる)で使用する歯車 g) すぐ歯かさ歯車.

補助 83 号線、補助 85 号線の整備を進めるとともに、沿道建築物の不燃化を促進

工事用車両が区道 679 号を走行す る際は、徐行運転等の指導徹底により

前項で把握した実態は,国際海上コンテナ車の流